「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」を読んだ

最近、ビットコインブロックチェーンに興味を持つ人が私の近くで増えている。そんな中、私はこれらについてほとんど知らなかったのだが、これらに興味を持っている人の1人が「いまさら聞けないビットコインブロックチェーン」という本が分かりやすくて良いよーとその本を貸してくれた。

その本を読んでみたら結構面白かったので、雑に紹介する。

本の内容や所感など

この本は、ビットコインとは何なのかというところから始まり、ビットコインブロックチェーンの仕組み、それらの安全性や法整備など、また、ビットコイン以外の仮想通貨はどうなのかなどについて説明している。最後にはフィンテックとは何なのか、今後どうなるのかについても説明している。

途中、ビットコインを始めとした仮想通貨になぜ価値が生じるのかという説明があり、「それはそう」という内容だが、改めて考えてみると面白い内容だなと個人的に思った。

全体の感想としては、入門向けの本となっており、非常に分かりやすく丁寧に説明していると感じた。「ビットコインって何?ブロックチェーンって何?」という人にオススメ。(ビットコインブロックチェーンに関する本は今回初めて読んだので比較対象がないが、良書だと思った。)技術的な話はあまり出てこないが、ブロックチェーンの説明では、公開鍵暗号やハッシュ化について軽く触れており、馴染みがない人には分かりにくいかもしれない。約250ページほどで、本を読むスピートが非常に遅い私でも1日かからず読了、大体理解できたので、他の人ならもっとサクッと読めると思う。

とりあえずこの本を読んで基本的な内容は分かったので、次はもう少し技術的な部分を追っていきたいお気持ち。

(ちなみにこの記事を書いている時点で、この本のKindle版が半額っぽいので、気になる人は買ってみると良さそう。)